梅の品種と選び方

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梅 の 品 種

梅は、大きく分けて
果実を利用する実ウメ(参考:実の利用法)と
花を観賞する花ウメとにわけられます。
花梅は、花粉の時期が合えば、実梅の受粉樹としても使えます。(参考:梅の花 色と開花時期について
場所があまりないというかたは、こちらの花梅を鉢植えにして小さく仕立てて使用することもできます。

花も実も楽しむのなら実梅を選びます。

ただ、実梅には花の色が白や薄紅のものが多く、紅色のものは花梅となります。実ウメだからといって、花自体が美しくないということはまったくありません。開花期が一般に遅めという違いがあるだけです。

梅にはとてもたくさんの品種があります。実梅の場合は、結実の受粉の関係でいくつかのポイントがあります。また書籍、学者等によっても梅の受粉についての見解は様々です。結実を確実にということならなるべく2品種以上植えられることをお勧めします。
多くの品種は自家不結実性で受粉樹を必要とします。
近隣に梅が植わっていない方は、「小梅」か「梅郷」「鶯宿」などの授粉樹をそばに植えて下さい。

ポイント①

梅は自家不結実性といい同じ品種の花粉同志では結実しない性質が強いのです。そのため、出来れば、開花時期がほぼ同じで、花粉の多い2品種以上を近くに植えると良いです。自家結実性が比較的強い品種もありますが、更によく結実させるなら、他品種をそばに植える必要があります。

ポイント②

実梅の受粉に花梅の花粉を使うこともできますが、花梅の中には受粉させる力の弱い品種もありますからできれば実梅同志をあわせる方がよいです。また紅梅系の品種は花粉が少ない物が多いようです。

ポイント③

ほとんどの実梅の品種は開花時期が同じです。

受粉樹

自家結実性

花色

1

2

3

4

下旬

初旬

中旬

下旬

初旬

中旬

下旬

初旬

南高

必須

自家不結実性

豊後

あるほうがよい

やや自家結実性

淡紅

鶯宿

あるほうがよい

やや自家結実性

淡紅

梅郷

あるほうがよい

やや自家結実性

白加賀

必須

自家不結実性

青軸

あるほうがよい

やや自家結実性

玉英

必須

自家不結実性

小梅

あるほうがよい

自家結実性

寒紅梅

少ない

実はつかない

濃紅

観賞用花梅

思いのまま

少ない

実はつかない

白・ピンク

観賞用花梅

アンズ

豊後の受粉樹として使えます

ピンク

開花時期は、天候条件等によりかなり年々変化します。あくまでも参考程度にお願いします。

気候に合わせた選び方

北海道や東北の方は、遅咲きの品種、アンズ系の寒さに強い品種を植えましょう。早咲きの品種は寒さに弱いです。
九州など暖かい地方の場合は、逆に早咲きの品種を植えましょう。

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<span style=”color: #005100;”>多くの品種は自家不結実性で受粉樹を必要とします。
近隣に梅が植わっていない方は、「<a title=”小梅の在庫” href=”http://www.sudanoen.com/?mode=cate&amp;cbid=656036&amp;csid=4″>小梅</a>」か「梅郷」「<a title=”鶯宿の在庫” href=”http://www.sudanoen.com/?mode=cate&amp;cbid=656036&amp;csid=6″>鶯宿</a>」などの授粉樹をそばに植えて下さい。</span>
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