栗の剪定

クリ(栗)

今日は、地元○○さんからの案内で、栗の剪定教室に行ってきました。
ここ京都亀岡市周辺、京都丹波は栗の生産地ですが、
近年高齢化で栗の生産が少しずつ減ってきております。
栗林の復活と新しい苗も植えてもらいたいということで手入れの教室があったので行ってきました。

栗は日光が好きなので、枝が混みあってくると日影になった枝は
もう役目を果たさず枯れてしまいます。日影にならないように、
混みあった枝を間引く剪定を行うと木も元気に育ち、大きな実もとることができます。

品種の選定も大切ですが、よい実をとるためには剪定が大切なのです。とのこと。

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樹高が大変高くなってしまった栗の古い木について剪定のポイントを聞きました。
栗の樹高は3.5mで抑えるように剪定をします。
持っておられる緑の棒が3.5mです。この木はずいぶん背が高くなっています。
ずっと放任されて育った栗の木は急にきつく剪定を入れると枯れてしまいますので、
今年は2割から3割を目安に剪定しましょうとのことでした。

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写真左:結果母枝の説明です。これが剪定前。結果母枝が真ん中の枝には9本程度ついています。
写真右:剪定後の写真。結果母枝を3から4本に減らします。枝の途中で切るのではなく、枝が出ている付け根から切ります。あと、先がY字型になっていますよね。それがよいとのことでした。

こうして結果母枝の数を調整することで、大きなよい実がなります。
ちょこちょこっと出ているとっても小さな枝は、葉になるので
それはすべて落とすとよくないとのことでした。

※結果母枝とは…花や果実をつける結果枝を出す枝
※結果枝とは、、花芽をつけて翌年開花結実する枝をいう。
長果枝(30~60㎝)、中果枝(10~30㎝)、短果枝(10㎝以下)がある。
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