栗の品種

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栗は自家受粉の割合が少ないので他家受粉の必要があります。 近くに栗が植わっていなければ二品種を選んで植えて下さい。 二品種の選び方は熟期を目安に。 また、土地の広さによって開帳性か直立性かも目安となります。

■品種一覧
品種名 読み方 熟期
特徴
樹勢
樹姿
果実の大きさ
早生種(はやめに収穫) 森早生 モリワセ 極早生(8月下旬から9月上旬熟)
豊多摩早生×日本栗系朝鮮在来種の実生中より選抜した品種。中果。
やや直立
丹沢 タンザワ 早生(9月上旬熟)
乙宗×大正早生の交雑実生より育成。樹の姿はやや開張性、樹勢は強。
開帳
伊吹 イブキ 早生(9月中旬)
銀寄×奥多摩早生が両親。丹沢と筑波の収穫期のはざまを埋めることのできる品種。栽培適応性はかなり広く、低湿地帯でもよく結実する。
開帳
国見 クニミ 早生(9月上中旬)
丹沢を母、石鎚を父として交雑実生したもの。樹勢は中から弱。開花期は筑波と同時期。肉質は粘質。
開帳
中生種
(中くらいに収穫)
筑波 ツクバ 中生
岸根×芳養玉 (がんね×はやたま)の交雑実生により育成。樹の姿は直立生。大粒種。果肉は甘く、貯蔵性よい。豊産型。
直立
利平 リヘイ 中生
岐阜県大桑村土田氏の自園にて発見された偶然実生。樹勢強く、大果で外見美しい。熟期は銀寄より早い。焼き栗、栗粉用に適する。
開帳
銀寄 ギンヨセ 中生からやや晩生早生
丹波栗の代表的品種。筑波よりやや遅く9月下旬から10月上旬に熟す。大粒種で光沢有り。クリタマバチに強い。樹齢長い。
開帳
晩生種
(遅めに収穫)
石鎚 イシヅチ 10月上旬熟
岸根×笠原早生の交雑実生。樹姿はやや開張。樹勢弱く、開花期は丹沢と同じ。かなりな大粒種。果実は20~23g程度。若木からよく結実し、密植栽培に適する。きわめて豊産性。貯蔵には最適。
開帳
岸根 ガンネ 晩生
山口県原産。果実は肉質緻密で品質よい。樹勢強く、貯蔵力強い。クリタマバチにも強い。果実は30g程度。成木になると安定して多収。胴枯病には強い。隔年結果性はなく、経済樹齢も長い。
直立

(参考図書:新特産シリーズ クリ 栽培から加工・売り方まで 竹田功 著 農文協(農山漁村文化協会)

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