MAIL MAGAGINE Vol.08 2018.3.1
いつも当農園をご贔屓いただきましてありがとうございます
このメールは、隅田農園をご利用いただいたお得意様へお送りしています
NEWS PICK UP
春の彼岸が気候の変わり目、苗木を植え付ける好機です
こんにちは。そして初めましての方もよろしくお願いします。
隅田農園 店長隅田恵子です!
まずは大雪で被害にあわれた地方の方にお見舞いを申し上げます。
当社のある京都府亀岡市は今年は寒さはかなり冷え込みましたが
雪はほとんど降りませんでした。(今のところ)
そして今は苗木の植え替え、掘り取りのシーズン真っただ中です。
毎日毎日苗木の掘り取り、移植に精を出しております。
落葉樹は新芽が出るまでに根を切らないと移植ができなくなってしまいます。
気ばかり焦る毎日なんです。
当社京都では、梅の開花が例年なら始まっているところですが、
1週間から10日ほど開花が遅れている感じです。
京都新聞では梅だよりが掲載されはじめまして、
ようなく有名処の北野天満宮の早咲きの紅梅が咲き始めたようです。
私の趣味は旅すること。そしてその旅先で 果樹栽培や野菜栽培の様子を
見るのが大好きなんです。いつも果樹や野菜畑などを見るとワクワクします。
今シーズンは自社配達*でも旅をたくさんさせていただき、その帰路にも
色々な場所で私のアンテナがたち勉強させてもらいました。
そんな場所も少しずつ紹介していきたいと思います。
*自社トラックによる配達も承っております
(大苗合計10万円以上のお買い上げのお客様の場合のみ。配達料金は別途お見積りとなります)
1.高知県馬路町
高知の朝市に久しぶりに行きました。
そして、そこで「田舎寿司」なるものに出会いました。
小さな握りずしに載っている具材が、みょうが、こんにゃく、
たけのこなどと田舎寿司の名前にぴったりなお寿司でした。
このお寿司、すし飯に柚子の香りほんのりとしたのです。
柚子といえば「馬路町」
高知市内から約2時間半ほどで行けます。
これは行かなくてはと思い立ち、車で向かいました。
馬路町の柚子のポン酢などは全国のスーパーで売られていますし
どんな地域で作られているのかとても興味がありました。
柚子の木がどんなふうに植えられているのかも見たかったし…
海岸線の広い道路から山へ向かって入っていくこと約1時間弱。
川沿いの道はめちゃくちゃ狭いところもありました。
そして山あいは至る所に柚子の木が所狭しと植えられておりました。
幼苗も整然と並んで植えられており、まだまだ原料の生産にも励んでおられるようでした。
苗木は、低いところから枝分かれさせてふさふさと葉が茂っておりました。
4m間隔くらいの間隔で植えられていてやはり高めに植付られていました。
また、加工場は森の中に配置されているように設計されており
工場の中も木がふんだんに使われているとても素敵な工場でした。
若い人たちもたくさん働かれているであろうことが想像できます。
残念ながら、日曜日でしたので休業日でした。
が、工場見学だけは受け付けられており、見学後は商品である柚子のドリンクを下さいました。
ドリンクは添加物が一切入っておらずユズと蜂蜜だけで作られているもので
素直な味でかなり美味しかったです。
こんな山奥で全国展開の製品を生産されていることに驚きました。
2.京都市西京区大枝の柿畑
こちらは当社の圃場からほど近い「柿」の産地です。
柿は剪定が難しいので、いつも道を通るたびに柿の剪定の様子を見ています。
今日は、剪定された後の写真を撮ってみました。1本の枝を残していく感じです。
これは、果樹生産のプロ仕様の剪定ですけれど
こうして枝をかなり剪定することで来年よい実がなってくれます。
~季節の行事と農作業~
ここ亀岡で「お釈迦さん」といえば、篠町柏原地区の念仏寺で開かれる3月15日のまつりです。
念仏寺のお釈迦さんは、はめ(マムシ)除けにご利益があり、
涅槃会の縁日には「花御供(はなくそ)」を求める参詣者でにぎわいます。
なんでこれが果樹と関係があるの??
といいますと、この季節季節の行事や花便りが農作業には非常に関わりが深いのです。
○○の農作業をするのは○○の日という目安に昔から人々は季節の行事を使っていたようです。
では、3月15日のお釈迦さんの日はなんの農作業をする目安の日でしょうか?
正解は「果樹の苗や木を植え付けるに最適な時期」なのです。
私どもも、この時期に急いで栗苗や柿苗など・・当農園でも新苗を地面やポットに植え付けます。
最近は暖冬傾向にあるので、うかうかしているとすぐに芽が吹き出してきます。
どの作業も1週間から10日ほど作業日を早めないと、芽や根が動き出してしまうので、
もうそろそろ落葉樹は急いで植え付けないとと焦っているところです。
奈良の方からご注文を頂いたときに、奈良の方は、
「″お水取り″が終わったらもう暖かくなるんですよ」とおっしゃっていました。
それぞれ地方によって、季節の行事があるのだと思いました。
あなたの地方のこの季節の節目の行事はなんでしょうか?
2月も早過ぎ去り、3月になってしまいました。
春の彼岸が気候の変わり目。
落葉樹なら11月下旬から12月、および1月から3月中旬、
常緑樹なら3月中旬から4月中旬が、苗木を植え付ける好機です。
落葉樹は、冬の間ならいつ植え替えても良いのですが、
厳寒期は避け、彼岸頃を目安に植え付けをしましょう。
落葉樹はこれから新芽が出ますのでどんどん発送できる苗木が少なくなってまいります。
ニュースに出てくる前に、ご検討の方はご注文お急ぎくださいね。
▽▽★発送について★▽▽
落葉樹の発送はそろそろ終了!お早めにご注文ください!
落葉樹は3月22日午前9時にて注文受付を一旦ストップさせていただきます。
柑橘類などの常緑樹はまだもう少々御注文受付させていただきます。
この時期は”根回し”といいまして、ご注文がない苗木も、根鉢を付けて掘り取る作業を順次行っていますので
すでに根鉢を付けて掘り取っている苗木はすぐに発送することができます。
根回し済みの大苗は4月に入ってから、お届けできる苗木もございます。 (別途箱代を頂戴します)
花が咲いてから、又は新芽が出てからのお届けは発送の際に芽落ち、花落ち、葉落ち等ございますこと、ご了解いただける方のみ対応いたします。
ご注文をお急ぎください
下記の品種は3月の発送は花芽が落ちやすくなります。
また、開花中の発送は花が痛みますのでご注意ください。
例年の当社の梅の開花時期は2月上旬から3月下旬です。
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