MAIL MAGAGINE Vol.12 2018.7.1
いつも当農園をご贔屓いただきましてありがとうございます
このメールは、隅田農園をご利用いただいたお得意様へお送りしています
NEWS PICK UP
通販システム一部変更のお知らせ!
![](http://kaju.heteml.net/img2010/mail/12-kakimi.jpg)
みなさん 蒸し暑い梅雨時期、 いかがお過ごしでしょうか。
先月に起こった 大阪北部を震源とする地震は本当驚きました。
幸いにも当農園、従業員宅は震度は5強でかなり揺れましたが
少しガラスコップなどが割れたくらいでした。
私店長の妹が 震源地近くに住んでおりましたけれど
なんとか被害は家の中がめちゃくちゃになったくらいで幸いにもけが人などは出ませんでした。
避難袋を急いで作ったり、余震にまた心配したりという日々が少し続いていました。
今は余震もほとんどなくなり、ちょっと落ち着きを取り戻していますけれど
被害にあわれた方々はまだ避難所生活をされていたりしています。お見舞い申し上げます。
さて、当社、来シーズンの秋に向けて、只今商品をサイトにあげつつ取り組んでいるところです。
少しずつご予約いただける苗木も増えてまいりました。
来シーズンの通販につきまして
下記について変更をさせていただくこととなりました。
今シーズンから以下の点が変更になります。
・秋の新苗は5本単位での販売となります。
・お支払い方法が商品代引きとクレジットカード払いのみとなります
・柑橘類および常緑果樹、常緑樹のご予約について
来年3月発送分のご予約は夏秋の段階では承れなくなりました
・金曜日から日曜日及び祝日が休業となります。
変更がない点は下記の通りです。
・大苗ご予約の制度、農園引き取りの制度
・食用生葉、地中ポット苗、スリットポット苗販売
・ショップURL・電話番号・運営者
ご不便おかけ致しますが、今後とも変わらぬご愛顧の程よろしくお願い致します。
柿の大苗 移植について
![](http://kaju.heteml.net/img2010/mail/12-kakiisyoku.jpg)
柿は 根っこがごぼうのような形状で、直根がほとんどで、細根が非常に少ないのです。
そのため、移植時に根っこを切断しますと、その後、吸水する力がぐんと弱まります。
そのため移植後の春の芽吹きはまず大変遅くなること、
移植後の春から夏にかけての葉の数も少なくなり葉の大きさも小さくなり、
枝の伸長も大変弱まります。
葉がでれば枯れている訳ではありませんが、もとの勢力のある状態に戻るのには
1年から2年かかることをご承知おきください。 春の写真を見て秋にご購入されたばあい、
移植した次の年には昨春のような木の勢いになることは少なく、しょうびんな感じになります。
移植後の柿の大苗の葉の出方が少ない、ちいさいからといって、
水やりが少なすぎるのかと思い、たくさんの水をやることは危険です。
根っこが発達していないので、いくら水をやっても吸う力がないのですから。
土の表面が乾いたら水やりをする、露地植えですと、
通常に1週間から2週間に一度は雨が降る季節でしたら人為的な水やりは必要がありません。
夏場あまりに暑い日がつづくと葉からの蒸散が多くなってしまうので
少々日陰にしてやる(寒冷紗をかける)とうとうの工夫をしてやってください。
鉢植えの場合ですと鉢が高温になりすぐに水が蒸散してしまうので
鉢の温度があがらないように工夫するなどです。
柿の大苗はお客様がご購入され、植え付け後完全に活着するまで1年~3年程度かかります。
根を切り移植しますと細根の少ない柿は、水分を吸い上げる力が一時的に弱まります為、
春から出る葉は通常より小さめとなり葉先が丸まることがあります。
また、結実しても実が青いまま落ちることもあります。(病気ではありません)
完全に根付くまで数年かかりますので、すぐに結実をする可能性は低くなることご了解ください。
自然農薬 いろいろあります
梅雨もそろそろ終わりそうですが この時期、蟻やアブラムシ、うどんこ病など…
湿気が多いと色々病気がまん延します。
一番は木が健康で生き生きと育っていること。
しっかりと根を伸ばして枝も伸びがいいと病気は避けていきます。
弱っているところに病気はやってきます。人間と同じですね。
いくら気をつけていても病気になってしまうと ほってもおけないので、
食べるための葉は農薬は使いたくないという思いから 自然農薬を調べてみました。
果樹にも使えそうなものを、いくつか紹介します。
あくまでも 民間療法なので、、効き目は?なものもあります。
○牛乳 アブラムシ退治に使います。良く晴れた日の午前中に薄めないでアブラムシに散布します。
牛乳が乾くと膜ができて縮み、アブラムシは窒息死するという仕組みです。
(※乾いて、アブラムシが死んだあとに水で洗い流す必要があるとこと)
○米酢 カビの病気を予防します。20倍ぐらいに薄め、一週間おきぐらいに霧吹きで散布します。
てんちゃく剤に石けんを少々溶かすと効果が長持ちします。したたるくらいやります。
ウドンコ病にも効き目あり。
○ニンニク 一株分のニンニクをよくすりつぶして、水1リットルと混ぜて漉します。
この液を5倍程度に薄めて散布すると虫が寄りつかなくなります。
○洗剤 葉面に散布するとアブラムシやダニが呼吸できなくなり窒息死する。1000倍希釈でOK。
○アルミ箔 こちらもアブラムシ。まわりに敷いておくとよい。
きらきらと光るのがアブラムシは苦手なようです。
○ガムテープ なんと、これでアリ退治ができるとのこと・・
幹に粘着面を向けて巻いておくのだそうです。
★テッポウムシの被害
さて、この時期農園にはカミキリムシが飛来しているのをよくみかけます。
その幼虫がテッポウムシです。
卵が木の幹の下の方の株元に産み付けられ、幼虫になり、成虫になってでてきます。
飛来しているカミキリムシは見つけ次第捕殺することが大切です。
株元を観察してください。
木くずが幹からでていれば、まずは幼虫が入っているサインです。
木くずを初期発見すれば 孔を見つけそこから幼虫を引きずり出すか針金などで突いて殺します。
発見が遅くなると木が弱りますから日ごろからの観察が大切ですね。
株もとに草や敷き藁などをしていると発見しにくくなりますので
本当の株もとの地際は少し開けておくことも大切です。
2018年度苗木のご予約受付中
▽▽ ━━ 予 約 方 法 ━━▽▽
予約販売を開始いたしました。隅田農園のサイトでお申し込みください。
*ご予約販売では、お届け日のご指定はできませんので、ご了承ください。
■ ご予約苗木の発送時期 ━━
*苗木の発送 常緑樹は10月ごろ~12月ごろまで、落葉樹は11月頃~3月ごろまでとなります。
(注)常緑樹の春発送は今はまだご予約が承れません
落葉時期の関係上、遅めの発送となります品種は
ザクロ・グミ・ナツメ・イチジク・カリン・スモモ・サクランボ・サンショ・クワ等です
当社は少量多品種栽培のため、中にはあまり数のない苗木もあります。
早めのご予約をお勧めいたします。
「アゲハ幼虫用の無農薬スリットポット苗」色々できました
毎年ご好評いただいています「無農薬生葉:アゲハ幼虫食用葉」は不定期で販売しております。
また当社ではアゲハ幼虫のエサとして、使いたいという
無農薬栽培の苗木のお問い合わせが増えております。
当社では地堀苗しか栽培しておりませんでしたので、
スリットポット苗をご用意いたしました!
地掘り苗とは違い年中発送可能な商品となります。
冬場にもアゲハ蝶の幼虫を育成される方、室内での飼育ができます!色々な品種をご用意しました。
![](http://kaju.heteml.net/img2010/bn520_agehaSP.gif)
今発送できますのはポット苗、地中ポット苗、蝶々用等の食用葉だけとなります
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