季節の手入れ〜冬支度〜Vol.05 2017.12.1

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MAIL MAGAGINE Vol.05 2017.12.1

いつも当農園をご贔屓いただきましてありがとうございます
このメールは、隅田農園をご利用いただいたお得意様へお送りしています

NEWS PICK UP

年末のごあいさつ

今年も残すところあとひと月となりました。このメルマガが、今年の最終号となります。

苗木シーズンまっさかりで落葉果樹の大苗もどんどん出荷しております。 落葉の早い桜やウメ、カキなどの果樹苗はすっかり葉っぱを落として、冬に突入しました。 クリスマスツリーやポインセチアがあちこちで目に留まるようになり、あわただしい年の瀬もすぐそこです。

果樹苗を通してたくさんのみなさまとお出会いでき、様々なお便り、ご注文、ご質問などを頂戴し、忙しくも楽しい一年を送らせて頂きました。 そして、本当にたくさんのお客様にご利用頂きまして感謝の気持ちでいっぱいでございます!

年末年始はみなさまいろいろお忙しとは思いますが、苗木たちの様子も時々見て頂きますようお願い致しますね。

夏から再開した隅田農園メルマガをお読み下さり誠にありがとうございました。 来年はもっとしっかりと皆さんへの情報提供ができるようにがんばりますので、ぜひ今後とも隅田農園をよろしくお願いします。 それではよいお年をお迎えください。

来年は、2018年1月9日(火)9時より営業開始です。
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■年末年始の休業期間のご案内
〔年末年始休業期間〕 12月29日(金)〜1月8日(月)
 新年は2018年1月9日(火)より営業開始となります
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※休業中も、インターネットあるいはメールでのご注文は休まずお受けいたしますが、お問合せへのご返答は1月9日(火)以降となります。

▲ pickup1 今なら即発送可能★実付の温州ミカン宮川早生 玉付で入荷しました!
▲ pickup2 もうすぐ花梅の季節です 梅のご注文はお早めに…
▲ pickup3 花柚子と本柚子 立派な本柚子の3年苗多数入荷しました
▲ pickup4 クリの2年生 大苗 掘り取りしてご用意できました!
▲ pickup5 農園のヤマモミジ(イロハモミジ)もきれいに紅葉しています

季節の手入れ〜冬支度〜

あれよあれよという間に冬になってきました。 今回は”冬支度”についてお伝えします。

<柑橘類や枇杷などの常緑果樹>

師走に入り、やっておかなくてはならないのは『防寒』です。
寒さに弱い、レモンやライム また幼苗のビワなどは防寒が必要です。 防寒すれば地方によっては屋外でも冬越しが可能です。
幼苗の場合は、ワラや寒冷紗を木全体に巻き付けて、 株元には敷きワラや腐葉土などでぶ厚く守ってやります。 鉢植えですと、鉢の部分を土に埋めるというのでもよいです。

露地植えのある程度大きくなった苗木ですと、 簡易ビニールハウスのように、 支柱を四方に立てて、 木に密着させないようにビニールを張ります。 但し冬でも暖かい日などは蒸れすぎることもありますので 換気をするなど注意が必要となります。 また、ビニールの中が常夏のようになってしまうと春と間違えて新芽が出てしまうこともあるので気を付けましょう。

<落葉果樹>

落葉果樹でもちょっと防寒しておいてもらったほうがいいものもあります。 イチジク、柿、桃です。 株元に腐葉土を厚めに敷くか”わら”があれば、わらを敷いてください。

冬の間に葉が落ちる落葉樹が果樹には多いです。落葉樹は、冬の間の休眠期に『寒肥』を施します。寒肥はゆっくりと効く、有機質肥料を使用します。有機質肥料とは、油かす、鶏糞、骨粉、魚粉などです。ちょうど、木の枝が張っている(樹冠といいます)外周に円を描くように溝を10〜15cmほど掘って施します。上から土をかけておくと匂いやカビの防止になります。

こちらも・・・いつもお伝えしていることですが、肥料のやりすぎにはくれぐれもご注意下さい。枝葉ばかり茂ることになり、果実が付きにくくなります。葉の色や苗木の元気具合を見て、元気そうだなということでしたら、ほんの少量の肥料にしましょう。ですが、最初は「木をまず作ろう」という方は適度に肥料をやって下さい。鉢植えのかたは結構肥料分がよく効きますので、やりすぎにはくれぐれもご注意下さい。

<せん定>

冬の間のもう一つの仕事にせん定があります。なかなか文章ではお伝えしにくいのです。

いろいろと今は図入りのよい書籍が出ているので、それらを何度も眺めていただきたいのです。そして、成木になった姿をイメージしてもらいたいのです。

また、果実を販売するために育成されている”果樹園”の樹形は、果物を販売する生産者が一番収穫がしやすいように工夫されている樹形となっています。家庭果樹の場合は、同じように剪定すると面積が広くいりすぎてしまう場合もあります。しかしながら、芽の残し方や枝の切り方を実際に見るのはとても参考になります。果物狩りのシーズンだけでなく、果物のなっていないシーズンにも果樹園を訪れてみて下さい。特に葉がないと枝振りがくっきりとしてわかりやすいのです。園内には勝手に入ってはいけません。できれば園主さんに断って下さいね。あなたのお近くにひとつぐらいは果樹園があるのでは・・

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